スーツの時代が終わった。

鉄道系YouTuberの頂点に君臨した男のあっけない最期だった。

私人逮捕系YouTuberの影響を受け、JR東保有施設(駅構内等)や車内での撮影に規制が入るという。

Screenshot_20231111-235943790_1

Screenshot_20231112-000019518_1

この事実に歓喜するステハゲ。

「スーツはすごくない。すごいのは鉄道を作り上げてきた先人たち。」

とし、

「お前は便乗しているだけ。文字通り」

と独特なユーモアを交えてバッサリ。
この珍妙なワードセンスはステハゲの大きな魅力だろう。

ただし撮影は全面禁止ではなく、一部解禁される条件がある。それは

・法人であること
・JR東が許可を出すこと

大まかに言えば以上である。
これにステハゲは狂乱

Screenshot_20231112-000939059_1

Screenshot_20231112-000952827_1

そう、スーツは法人化をしているのだ。
それにJRはスーツとこれまで様々な業務を行うことで信頼あるビジネスパートナーとなっている。
スーツが私人逮捕系YouTuberの影響を受けて終わるという流れにはさすがにならないだろう。

しかしステハゲはこの点においておもしろい着眼点からJR東に物申す。
JR東がスーツに案件を振っている件について、

「案件なんか振らなくても黙っててもこいつら(鉄道系YouTuber)は撮影をする」
「案件なんか愚の骨頂」

と一笑に付し、

「鉄道系じゃないYouTuberに与えた方が新しい層にアプローチできる」

と、ヒカキンやはじめしゃちょーの名前を挙げて説明。

確かに新規顧客獲得よりも既存顧客にアプローチをする方が重要というのは経営で長く言われてきてることだが、よくよく考えると何もしなくても鉄道系YouTuberはもとよりそれが彼らの活動内容なのだからわざわざ案件として予算を割く必要などどこにもない。

むしろWin-Winの存在としてそこに下手に出ず、一般層にアプローチする方にリソースを割く方が効率的ではあるのだ。
さすがの着眼点と言わざるを得ない。

しかしそこで自らを売り込むことも忘れないステハゲだが、そういえば「スーテ」と名乗ってかつて鉄道の動画を撮っていたような…?🙂


ステハゲはスーツをこき下ろす勢いそのままに鉄道系YouTuberを著作権侵害と変わらないと言い切る。

「お金を払って入る場所を撮影している」
「映画館に入って作品を撮るのと変わらない。お金払わなきゃ本当は見ることが出来ない場所。」

という、法に明文規定はされていないはずだが、一理ある理論を展開。

また、

「モザイクをかけたらいいというものではない。勝手に撮られることが嫌。」
「カメラ回してるヒョロガリのキモオタが旅先にいたら嫌やん😃」

という一般人の人間心理にも触れてステハゲ節を炸裂させる。

この動画は激しいテンションにステハゲワールド全開の勢いある動画だ。
これが妻子を持つ男の仕事であるというのは情けないが、新時代のお笑い芸人であると考えれば悪くはないのかもしれない。